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私たちが1を創る話 3話「ググってくるわ宣言」の後編:鴨川編

この記事を書いた人/長谷川 梨香
大学・学部/立命館大学 食マネジメント学部 マネジメント学科 2回生

自己紹介

 気づけばずっと食が好き。Yes Manの姿勢とフットワークの軽さをモットーに食に関するイベントだったら何にでも参加してきました。1・2回生で得た大量の気づきを自分の環境に置き換え、形作ることが今後の目標で現在奮闘中です。

大学生のアルキカタ

 大学行ってやることって部活かサークルかアルバイトでしょ? なんとなくそんなイメージだけど、大学というフィールドを飛び越えた活動や、そもそも活動自体を創っちゃう人達が普通にいるんです。 みんなが“何か”をやりたくなった時の為に、そんな人たちの活動を紹介します。

気になる方は前回の記事をチェック!

第3話 「ググってくるわ宣言 鴨川編!」←いまココ
第2話 「ググってくるわ宣言」
第1話 「最初にふたりがやったこと」
第0話山中紺名の話
第0話私たちが1を創る話

ついに団体の輪郭が見え始めたか...!? 談:長谷川梨香

 私たちが考えた団体理念は”農で気づきを耕す”
これを実現するために団体の在り方を改めて考えました。
でも「考えるって言ったってもう結構話してるし、ほぼ決まってるよね~~」と
いつもフラついている鴨川で余裕をこいていた私はこの日、
かんながググってくれた作業シートに打ちのめされてしまいました。。。

組織設計を決める第一歩"作業シートの作成" 談:山中紺名

 団体設立の話から早2ヶ月!!がたち、その間zoomや直接会って自分たちの考えを話し尽くしました(話す場所はだいたい御飯屋。。。
しかし、じゃあ実際に活動していくとなったとき、どのようなことが必要で、どうしたら続けていけるのか。。
右も左もワカラナイ。
そこで私は組織にまつわることを形に梨香と共通認識にする必要があると思いました。

幸運にも食マネジメント学部ではマネジメントについて学ぶ機会があるので、
私たちがやろうとしていることは組織設計なのではないか?
という考えに至りました。

そこで、
今までの大学での学びや経験をフルに活かして、
課題解決へのアプローチを行うことにしました。
そう、 「組織設計 団体」で検索()

そうして手に入れたのが、この「作業シート」(テッテレ~♪)です。
 実際にそれぞれで書き込み、簡単にプレゼンテーションをしました。
すると、あんなに話していたのに共有してみると、わからないところや全く違う意見のところを発見!

(梨香:文字数が多い方、手書き派 /山中:箇条書き、メモはPC派)
 アバウトな表現にも聞こえますが、このテーマの存在が今現在の活動の軸になって、本来の考えや価値観を変えることなく活動することができています。

一人じゃないからこそ絶対に欠かせない作業だった

このときの体験を、後に二人はこう語りました。
※BGMはスガシカオさんが流れています

山中 紺名さん(当時21歳)

思っているだけじゃ伝わらない。
話していても伝わらない、自分自身が思っていてもわからないこともあると気づかされました。
そして、
なにかを他人と一緒に作り上げるとき、
今の状況を”見える形で共通認識にすることは絶対に必要な作業である”と感じました。

長谷川 梨香さん(当時21歳)

この作業は私に多くの気づきを与えてくれました。
自分の中で漠然と合った想いを強制的にすべての枠に埋める作業をしたからこそ
考えられていなかった範囲を認識し、
さらにはかんなと思っていたことが少しずつ違うことに気が付きました。

【かんなの「ググってくるわ発言」に今思うこと】

この発言はカノールの道を切り開いてくれました。
何か分からなければそれを知っている人に聞けばいい、既ににある成功を見つけてくればいい。

改めてそう感じます。
どこかにいる人生の先輩方がすでに良い方法を見つけてくれているんだから私たちはそれを参考にすればいいのです。

確かにこういう作業は絶対に必要だけど
あくまでも資料作りは価値そのものではなく価値を生み出す準備段階。
私たちがすべきことはそれを使って独自の価値を創り出すこと。

過去に学んだそのことを思い出させてくれました。

かんなは情報を集めてくるプロフェッショナルだと勝手に思っています。
だからこそその情報を活用し、私たちはさらに面白いカノールを創っていきたい。

きっと今後もGoogle先生には大変お世話になると思います。

そして次回は動き出したカノールと立ちはだかる大きな壁です。

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