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東京の総務省で6年間働いてた女性が道民になりました。

この記事を書いた人 / 伊藤愛梨 / 増本果鈴 / 丸橋朝恵
大学・学部 / 産業能率大学 経営学部 経営学科 3年生

私たちの自己紹介

伊藤愛梨>とにかく食べることが大好き。好きな食べ物はセブンのツナマヨおにぎり。
コロナが収まって一番にやりたいことは、北海道の美味しいものめぐりのリベンジ‼
地方移住は全然考えたことが無い派。都内の大手企業で安定した生活がやっぱり一番なのかな?

丸橋朝恵>スマホで写真を撮ることが趣味で自然が好き。特技はカオナシのモノマネ。北海道の青い池に行くことが夢!!地方移住は他人事で自分ごとでは考えたことがない派。心配性で安定志向。結婚しても働きたい、、、。

増本果鈴>ブラックサンダーとお酒を愛す。特技はどんな環境でも秒速で寝ること。
北海道のお土産はもちろん白いブラックサンダー。大量購入しました。
地方移住は絶対嫌派。断固拒否。家族、友達が大好きだから離れたくない‼


私たちは、株式会社そらさんのインターンに参加し、今回この記事を書きました。私たちがインタビューさせていただいた方は、まだ入社して半年の樫村さんという女性従業員の方です。タイトルにもあったように樫村さんは、なんと東京の総務省に6年間働いていました。なぜ、日本の国家公務員という安定した職業から、設立して間もないベンチャー企業に転職することを選んだのか。皆さんもその理由気になりますよね?
 この記事では、樫村さんが東京から北海道に移住しようと決断したきっかけや、実際に北海道に移住、転職して感じていることを取り上げています。  私たちも、インタビューをしていく中で就職や移住に対する考え方が大きく変わりました。きっとこの記事を読めば、あなたの将来の選択肢が広がるはず!  (それでは、本文へGO!!)

1.総務省手放せる勇気ある?

 突然ですが皆さんは6年間キャリアを積んだ職場を手放せる勇気はありますか?また、その職場が国家公務員の総務省だとしたら。

 なぜ樫村さんは総務省で6年間勤務していた東京での暮らしから離れて十勝に移住されたのでしょうか?その答えは樫村さんの経験と考え方にありました。

 樫村さんは、小学生・中学生・高校生の時は関西に、高校生は東京に住まれていて、大学生では海外に留学されていました。この経験から地方移住に対する抵抗感は大きくなかったそうです。また、北海道がとても好きで漠然といつか北海道に住みたいという気持ちがありました。

しかし、北海道には仕事が少ない印象を持っており2年ほど転職サイトを通じて北海道での職探しに悩まれていたそうです。そのような樫村さんの人生に「株式会社そら」が現れます。樫村さんと株式会社そらの出会いはCEOである米田さんのTwitterでした。米田さんのTwitterを通して株式会社そらを知り、その後ホームページ等で情報収集をした後、わずか1か月で転職を決めたそうです。
2年間転職で悩んでいた樫村さんを1か月で就職したいと思わせた株式会社そらにはたくさんの魅力があるようです。

2.ついに道民になりました。

 樫村さんは現在、フェーリエンドルフのフロントスタッフとして働いています。東京でのお仕事は残業も多い日々だったそうですが、今の仕事では定時で帰ることができており、仕事以外に自分の時間もしっかりと確保できているとのこと。樫村さんは新しく何かを学ぶことが好きなので、休日は近くの図書館で本を読んで勉強をしているそうです。転職されて新しい仕事環境でも覚えなければいけないことがたくさんあるはずなのにすごいです、、。勉強が好きだなんて私も一回は言ってみたい!
 9月からはそらの本社で会計業務などの仕事を担当されるらしく、今はそれに向けて勉強中。 東京から北海道に来て、今までよりも時間に余裕ができ、自分の好きなことを楽しめる。そんなワークライフバランスの実現があるからこそ、私たちも樫村さんがとても生き生きと仕事をしているように見えました。

3.高い「空」と近い「そら」

 樫村さんにとって仕事でやりがいがあるのは、どんな時ですか?と尋ねてみると、樫村さんは、少し考えてから「社長や副社長にやりたいことを提案して、実行している時」と言っていました。

 最近では、フェーリエンドルフの行うクラウドファンディングが期限までに目標金額がいかないのではないかということで、樫村さん自ら、どのようにすればいいのかを日頃から考えていたそうです。最終的に樫村さんが考えた案は、「東京のアンテナショップにクラウドファンディングの特設エリアを置かせてもらう」というものでした。アンテナショップも東京で最も利用者が多い場所を調べ、東京の職場の頃の方とそらを繋ぐところまで自らでやったとおっしゃっていました。

 そらは従業員同士の距離が近いため、自らのやりたいことを提案しやすい環境です。COOの林さんもいいじゃん!やってみなよ!と肯定してくれるので仕事に対するモチベーションも上がります。

おわりに

今回北海道に来て樫村さんやそらで働く方々の話を聞くことで私たちの中で地方移住に対する考え方は大きく変わりました。地方移住に対して前向きな考えは持っていなかった私たちが、北海道から帰ってきて、地方移住を考え始めているんです!

そんな人の心を大きく動かすことのできる会社、それが「そら」です。

あさえ

 私は今までは地方移住を自分事に考えたことがありませんでした。なぜなら普通に東京に就職して普通に暮らしていくと思っていたからです。しかし、今回のインターンを通してその私が考える”普通”は何を持って普通と捉えているのかを考える機会となりました。

 樫村さんのインタビューを通して東京で働くことが普通なわけではなく、自分が働く上で何を大切にするべきなのかが大切であるということを考えさせられました。自分のやりたいことが地方にあるため諦めるのではなくそのやりたいという気持ちをもっと大切にしていきたいです!自分の中で無意識のうちにつくられていた枠組みや固定概念を樫村さんや株式会社そらさんに壊していただけました!!!自分の中で忘れかけてしまっていたワクワクを取り戻すことができ、わたしにとっての人生のターニングポイントとなりました。

あいり

 私は今回のインターンで北海道と出会い、そらという会社に出会い、樫村さんに出会ったことでそれまでは考えたことの無かった可能性を自分の中に見つけることができました。同じ東京住みの樫村さんから北海道に移住したことの全てを聞くことで、自分の中の「これがやりたい、これが好き」という気持ちはもっと大切に、もっと素直に形にしても良いんだと思うことができました。

 そして株式会社そらという会社は関わった人の気持ちを動かしたり、その人に希望を持たせてくれる、そんな人たちが集まる会社だと私は思います。今回のインターンで感じることのできた自分の気持ちの変化や、心の底から湧き出てくるワクワク感を必ず就職活動に活かしていきます!

かりん

 私は、今まで地方移住は絶対にしない、また、できない、と自分自身の性格上決めつけていました。しかし、樫村さんにインタビューさせていただいて、常に新しいことを考え、挑戦している姿を見て、尊敬と共に憧れを抱きました。挑戦するために拠点とする場所を変えることも選択肢。特に、今回のインターンを通して株式会社そらさんの従業員を大切にしてくれ、従業員の「あったらいいな」の夢を現実にすることを可能にする環境がある、魅力あふれる部分を多く知りました。

 このような企業があるのなら、私も地方に行ってでも自分の夢、やりたいことを実現させてみたいと考えました。就職はすることがゴールではありません。仕事とは、そのものを生きがいとすることやその企業で就職して働くことで社会貢献をすることや自身の成し遂げたいことを実行するなど、様々な理由や使命があると考えています。これらの理由や使命を自分の中で考えて、確実に実行できる企業であれば、地方移住することも選択肢として考えるきっかけとなることができました。

INTERVIEW LIST

File01.「えぇ、帯広か。」ため息から興味へ変わった瞬間
File03.「十勝」ってすごいんです! ―女子大生の人生を変えた十勝での7日間―
File04.【人生の転機】東京での空白の4年間を埋めるために帯広へ
File05.ないものねだりの終着点
File06.『二つ返事で北海道!?私たちが聞いた副社長林さんのかっこいい話』

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