この記事を書いた人 / 森 優
大学・学部 /法政大学 文学部 地理学科 4年
キミトカチ大学図鑑とは
現役大学生による大学紹介。ホームページやパンフレットでは分からない大学での学びや生活など、リアルな大学生をなかなかイメージできない十勝のキミに完全個人視点で紹介します。
※記事内容はあくまでも個人の感想です。なにごとも十人十色、千差万別をお忘れなく!
自己紹介
東京都出身。大学では農業気象学を専攻。大学2年次に、帯広市で行われていた農業インターンプログラムに参加。十勝のグローバルな農業に触れ、海外の農業や食文化にも興味を持ち、大学3年次に休学し、内閣府の海外派遣プログラムに参加。2021年度より十勝の企業に就職。
法政大学とは
様々なチャレンジを後押ししてくれる大学
休学してインターンなどにチャレンジする学生には休学費用が5万円のみでOK!(半額・全額納付の大学も多い)
アイスホッケーなどスポーツ推薦の学生が部活動に集中しやすいカリキュラム設定 (必修授業の単位が部活動の時間に代替される)、国家資格所得時のお祝い金、、、などなど。
様々な形で学生のチャレンジを応援してくれる大学です。
法政大学にマッチする人は
- 理系をあきらめ切れない人
- 海外留学や長期インターンをしたい人
- 有名人を目にしたい人
こんなキッカケで入りました!
小学校の時から、よく農業体験やお手伝いをしていた私は、興味のあった”農業” と得意な”地理”を学べる大学の入学を希望していました。そこで【農業_地理_大学】とインターネット検索したところ、法政大学が出てきた為、志望しました。
最終的にはオープンキャンパスで、元南極探検隊員という面白い経歴を持つ先生の話に惹かれ、進学を希望しました。。。
他には筑波大学、千葉大学の農学・生物系の学部を見ていました。
法政大学での学びはココが面白い
文学部であって、文学部にあらず
地理学科は文学部に属しています。しかし、文学部として授業を受けるのは語学の授業のみなので、地理学部だと思っていただいて相違ありません。
地理学科には文系・理系双方(地質学・水文学・気候学・気象学・地形学・地質学・GIS(Geographic Information System)・経済地理学・農業地理学・観光地理学など)の授業・研究室があります。
文理双方を学びたい人、”受験は文系科目になってしまった、でも大学では理系の学問を学びたい人”にとってはオススメの学科です(私は英語・数学・社会2科目のセンター利用で受験しました)。
3年次には研究室に入りますが、それぞれの研究室でゼミ合宿や現地フィールドツアーなど数多くの野外実習があります。
私の気象学ゼミでは、地球温暖化などの大きなスケールの現象から、フェーン現象や放射冷却などの小さなスケールの現象について研究しています。授業自体は週に1回ですが、気象予報士を目指している学生など有志で気象・気候学について学ぶ勉強会も毎週行われています。
また、現地研究が年2回、3泊4日程度で行われており、私たちは日光の植生観測や八丈島の曇観測などが実施されました。(写真は八丈島実習のときのもの)
一般の人は入る事の出来ない場所で研究・観測を行う事も多いので、貴重な経験になる事間違いなしです!!
ココはあまり期待しないでね・・・
地理学科は市ヶ谷キャンパスでは偏差値が1番低い(※あくまでも個人の感想です、、(笑))部類に入る為、取り敢えず法政大学に入りたい人や高校からの内部進学生で何とか都会の市ヶ谷キャンパスに通いたい学生が一定数います。笑
真面目に勉強したい人は、そういった部分で少し覚悟は必要です。笑
あとは男女比が気になる方にはオススメ出来ないです。笑(男9:女1)
「森 優」の学生生活
サークルは?
「良いなあと思うサークルが大学になくても、大丈夫」
新入生歓迎会シーズン(サークルが1年生を勧誘する時期)。各サークルが猛烈に勧誘してくる為、情報量が多すぎて中々良いなあと思えるサークルに出逢えませんでした。
インターネットで見つけた農業について楽しく勉強するインカレ(学生団体)に所属する事にしました。通年部員募集を行なっており、かつ部員の所属大学もバラバラであり、入りやすい雰囲気であったのが決め手となりました。
当時は東京農大や東大、東京農工大、明治大など15大学程度の大学生が所属していました。全国の農家へお手伝いしに行ったり、お世話になった農家さんの野菜を渋谷で販売したりしていました。沖縄〜北海道、カンボジアの農家などを訪ね、様々な経験が出来ました。農業について熱い学生が集まっていたお陰か、就職先も農業関係の学生が多く、一生の仲間を得る事ができました。
お昼は?
教職カツカレーがオススメです!!
旧校舎時代(数十年前から)の教職員食堂で非常に人気があったメニューが、新校舎の食堂になってからも引き継がれた人気のメニューです。教職と名が付いていますが、学生も食べる事ができるので安心してください。笑
教職カツカレーは490円です。他にもノーマルカレーは259円、うどんやそば、ラーメン類も300円台と学生に大変優しい値段設定となっています!
大学トピックス
留学に関するサポートがかなり手厚い!!
トビタテ留学 JAPANや東南アジア青年の船など、国が主催・共催するプログラムに採用された人数は、近年早稲田などに次ぐ3位程度だと言われています。これは大学がおこなってくれる、留学の願書の添削や面接練習などの支援、語学力強化を目的とした数多くのALL ENGLISHの授業のお陰だと私は思っています。
実際に私も内閣府の東南アジア青年の船に参加しましたが、大学の方々のサポート(願書の添削や先輩の紹介)なしには乗船出来なかったと思います。
こういったプログラムや大学の支援を活用することで、留学に行くお金が不安でも法政大学であれば何とかなると思います!
先生・卒業生に有名人が多い
また、一般教養の授業では、東進ハイスクールの英語の先生や尾木ママ(現在は定年退職済)など有名な先生が教えていることもあり、思っていたよりも充実していました。
生徒数が4万人規模なので、有名人(菅首相や鈴木北海道知事)も数多く輩出しています。私が受けている授業などでも、プロ野球のドラフト候補選手や毎日テレビに出ている方がいます。
これは規模が大きい大学だからこそできる経験かもしれません。笑
大学公式ホームページ:法政大学