この記事を書いた人 / 成田 丈士 大学・学部 / 立命館大学 経営学部 4年自己紹介 初めまして。僕は茨城県出身で、高校生の時には親元を離れて寮生活をしながら、サッカーに熱中していました。大学では、アフリカやメキシコに行ったり、北海道(十勝)で農業をしたりするなど、様々なことに挑戦してきました! こんな時に読みました 203left 僕がこの本を読んだ時期は2回生の春休み。 突然本を読みたくなって本屋で10冊の本を爆買いした中の一冊です笑 僕は以前から教育分野に関心があり、企業での人材育成や中高生世代の教育に関わる仕事をしたいと考えていました。 しかし、この本を見つけた時に「そもそもの人間基礎力が形成されるのは幼少期の間で、だからこそ幼児教育には大きな可能性があるのではないか???」と感じました。 あとは単純に、僕が海外好きなので世界基準の幼児教育とはなんなのかを知りたい。 この興味からこの本を手に取り読み進めました。 必読ポイント 「子育てに正解はない!」ことはない! この本の“はじめに”の部分で、 「日本では子育てに正解はないというのが通説になっているが、私から言わせれば、子育てに正解はある!」 ーーというようなことが述べられています。 この文を読んだ時に僕は「子育てには正解がないと思っていた!」とハッとさせられました。 別に本当に正解があるかどうかは正直どうでもいいんですが(笑) 大事なのは、このやり方であっているのかな?もっといい方法があるんじゃないかな?と調べたり、実践したりすることだと思いました。 冒頭のように子育てに正解はない!と決めつけてしまうと、この試行錯誤をしないまま何となく子育てをしてしまう。これは明らかに良くないことですよね。 なので僕は、この本の筆者から僕ら読者に対するメッセージは「子育てについてみんなちゃんと考えようよ。」だと思います。 また“正解“という固定観念がないんだ、という事を知る上では今の学生が読んでも、十分自分に生かせる内容が書かれていると思います。 僕の将来の夢は家族を持って子育てをすること、そして幸せな家庭を築くことなので、この本に出会えて本当に良かったなと思っています。 子育て?と思ったことがある人に読んで欲しい 一度でも、”子育て”×”自分”についてイメージする機会を持ったことがある人全員にこの本を読んで欲しいです。というか読むべきだと思います。 この本のタイトルは「世界基準の幼稚園」なので、なんだか幼児教育に関する専門書のようなイメージを持たれるかもしれません。僕もそうでした。 しかし、この本では家庭での子供に対する適切な接し方や健全な親子関係とはどんなものかなど、子育てには欠かせないトピックが多く書かれています。 固定観念にしばられないタメに 最後に僕が大切にしている価値観についてお話しして終わりにしようと思います。 今回の本のタイトルにあった世界基準というのを僕はすごく大事だなと思っていて、日本って世界的にみると、端っこにあるものすごーく小さな島国なんですよね。 でも、日本にいるとこれを意識するのはなかなか難しい。日本で生活していると、どうしても日本にあるもの(文化や価値観とか)が僕らにとっての当たり前になっちゃいます。 もちろん日本にもいいものはたくさんあります。しかし、それと同じくらい、もしくはそれ以上?に世界にはいいもの、面白いものがたくさんあります。僕は20カ国への渡航経験でこれを感じました。 僕は十勝も間違いなくいい場所だと思います。これだけは保証します! ただ、そんな素敵な場所で育ったみなさんには十勝以外にも素敵な場所があるということを知って欲しい。 一度十勝を飛び出して欲しい。そうすることでもっともっと十勝の良さや誇れる部分に気づくことができるから。 みなさんが一歩を踏み出すきっかけに今回の記事がなれば、僕はとても嬉しいです!!!