この記事を書いた人/ 川瀬七望
大学・学部/名古屋市立大学 人文社会学部 心理教育学科3年
キミトカチ大学図鑑とは
現役大学生による大学紹介。ホームページやパンフレットでは分からない大学での学びや生活など、リアルな大学生をなかなかイメージできない十勝のキミに完全個人視点で紹介します。
※記事内容はあくまでも個人の感想です。なにごとも十人十色、千差万別をお忘れなく!
自己紹介
初めまして!名古屋市立大学3年の川瀬七望です。現在、人文社会学部、心理教育学科で心理学を専攻しています。出身は愛知県です。大学1、2年生の時は、高知大学で経済学や法学を学んでいました。その後、勉強ができないことでチャレンジする自信をなくしている学生の力になりたいと思い、スクールカウンセラーを目指すために大学3年生から今の大学に編入しました。
名古屋市立大学とは
- 名古屋市立大学は、3つのキャンパスが名古屋市内にありますが、自然が多く落ち着いた雰囲気の大学です。
- 医療系の学部から芸術系の学部など複数の学部があり、幅広い分野の人と交流できます
- 自分のキャンパスの図書館が閉館していても、別のキャンパスの図書館が使えるから自習しやすいです!
名古屋市立大学、心理教育学科にマッチする人は
名古屋市立大学心理教育学科は、真面目に頑張りたい人におすすめです!
なぜなら、心理教育学科の中でも心理学系は30人未満の学生数で、先生と学生で顔と名前が一致するほど距離が近いです。そのため、先生の熱心な指導が受けられ、心理学を学ぶ環境が整っています。また、高校時代からコツコツ勉強を頑張ってきた学生が多いことから、大学でも真面目に授業や課題に取り組んでいる学生が多く、お互いに励まし合いながら頑張ろうとする雰囲気があります。
このように心理学を学びたいというモチベーションが保ちやすい環境が整っているので、真面目に勉強を頑張りたい人におすすめです。
こんなきっかけで入りました
もともと私はこれといって学びたいことがなかったため、文系分野で幅広く学べる高知大学で経済学や法学を学んでしました。当時、塾講師のアルバイトをしていたのですが、ある男の子が「僕は馬鹿だから勉強しても意味がない」と言って、他のことに挑戦しない様子を見て、私にできることはないか、児童生徒と利害関係にない第3者であるスクールカウンセラーになったら何かできるかもと思い、スクールカウンセラーになりたいと思うようになりました。そこから、編入試験に向けた勉強をし、スクールカウンセラーの養成に力を入れている名古屋市立大学へ編入しました。また、名古屋市は全国でも珍しいスクールカウンセラーの常勤化を行っているので、名古屋市内での実習を通して、実践的な学びができるかも!と思いこの大学を選びました。
名古屋市立大学の学びはここが面白い
名古屋市立大学では全国の国公立の大学の中でも珍しく、心理学に加えて幼児教育についての授業も選択することができます。心理学だけでなく幼児教育についても関心がある人は、両方学ぶことができ、より深く幼児の心理を理解できるようになれます。また、1、2年生の時に両分野についてしっかり学んだ後で、3年生の時に教育系か心理系を選択することができます。
ここはあまり期待しないでね
図書館の自習席にコンセントがないことです。以前の大学では図書館の自習席にコンセントがあり、いつでも図書室で課題を行えたので、少し不便に思います。でも、ほとんどの学生が空き教室やパソコン教室で勉強しています。
また、学内に食堂が一つしかなく、昼休みには長蛇の列ができます。列が長いときには20分並ぶことも。昼休みが1時間しかないので、食堂で食べる時は授業に間に合うか緊張します。
(現在2つ目の食堂を建設中です。)
「川瀬七望」の学生生活
ゼミ
発達心理学の先生のゼミに所属していて、今は自分のことを他者に話す人と話さない人にはどんな違いがあるのかに関心があります。一般的には、初対面の人に個人的な事柄については話さないとされていますが、初対面の人が有益なアドバイスをしてくれるかも!と思った場合、初対面の人に対しても、自分の進路に関する個人的な内容を話す場合があるのではないかという仮説を立てて検証していました。
「お昼」について
私は大学の近くに住んでいるので、お昼は家に帰って食べます。
たまに、生協で温かいお弁当やサラダ、パンなどを買い、ベンチで食べる時も。他の学生は、遠くから通っている人も多いので食堂やお弁当を食べている人が多いです。
大学トピックス
個人的ニュースあれば
キャンパスの中に「八高古墳」という前方後円墳があります。今はぱっと見た感じ森ですが、古墳の前には説明が書かれていて、古墳があることが分かります。しかし、古墳は半分壊されてしまい、その上に現在は生協が建っています。
帯広の高校生へのコメント
自分が育った地域の外に出てみることをおすすめします!地元を出ると自分の地元の良いところ、良くないところ、自分に合う地域、自分に合わない地域など新しい発見があり、とても面白いと思います。私自身、高知大学に入る前は、自分にはのどかなところが向いていると思っていましたが、実際に高知市に住んでみて、自分にはある程度刺激がある都市圏の方が自分に合っているなと気付きました。さらに多様なバックグラウンドを持つ人に出会えて、自分の視野が広がると思います。