この記事を書いた人/古川 紗也
大学・学部/明治大学 農学部 農芸化学科 1年生
自己紹介
生まれも育ちも東京。19年間東京で過ごしてきました。
生きるとは?という疑問を追究するため、生命の根源である「食」に目を向け、現在は大学の農学部に所属して勉強中です。
とかちbrush Upプロジェクト
全国から9人の大学生が帯広に集まり、”真の地方創生„とはなにかを考える9日間のプロジェクト。
期間中は延べ18の十勝・帯広の企業を訪問し、大学生の視点でその企業が生み出している価値・可能性、持続する仕組みに迫りました。
お邪魔することになった会社は
株式会社farmnote
経営理念は「世界の農業の頭脳を創る」
「Internet of Animals」の世界を実現するため、センシング技術の開発や人工知能の活用にも取り組み、先端技術で酪農・畜産の生産性向上と効率化を推進し、日本の強い農業に貢献することを目指している。
スマートフォンが当たり前になった今、クラウド・スマートフォン・ソーシャルの技術を活用し、酪農・畜産経営の効率化のみならず、持続可能な地球の豊かさと人々のよりよい「生きる」への貢献にむけ、「純十勝産」の会社として世界に挑戦している。
大学生「古川 紗也」が見たfarmnote
ホームページを見た瞬間の衝撃を私は未だに忘れられません。
なにせコンセプトは「世界の農業の頭脳を創る。」
何だこれは!?、すごい、かっこいい!と一瞬にして惚れ込みました。
産業に変革を起こしていることに衝撃を受けました!
農業とのかかわり方にかんな形があったのかと驚きました!
ホームページを見ただけで、自分も関わりたいと思うほどに衝撃を受けました!
--しかしーー
じゃあ就職すれば?といわれたら「あ、この会社、すごすぎて無理だわ」と思ってしまった自分がいました。
ベンチャーならではの野武士集団みたいなイメージで、バリバリ仕事ができる人じゃないと入れないだろうなと。恐ろしくて(笑)自分が働いていることを想像することはできませんでした。
be connected
私たちファームノートも実は不安なんです。と担当の和田さんはおっしゃいました。
その瞬間「え?」と聞き返しそうになりました。
「ベンチャーはまだ誰もやっていないことをやっていく。だけどやっぱり、まだ着手していないことに挑戦し続けることは怖い。みんなに不安がある。」ということらしいのです。
だったら、
みんなで共有しよう、みんなとつながって、みんなで解消しよう
ということで生まれたキーワードが“be connected”。
社員が縦にも横にもつながることで、不安を解消できる仕組みを社内に作っています。
One to oneという制度では一か月に一度、部下から上司側に向けて心配なことや相談したいことを自由に話す機会があります。
「社員同士が年齢、役職、部署と関わりなくお互いの成長を疎外している要因を除いて、社員の成長を促すことに情熱を注いでいる場です。」とのことでした。
お話を聞いていくうちに、ファームノートのイメージがどんどん変わっていくのを実感しました。
個人が持っている能力を重視しているというよりは、個々の力を最大限に発揮できるにはどうしたらよいのかを追求し1つの輪を作っていくような感じ。
それは温かいなと感じるほどでした。
私にとっては意外だったファームノートのつながりを重視した働き方。この働き方の中に、ファームノートの、新卒で就職する人材を受け入れる空気感が表れているような気がします。
新しいスタートを一緒に
ファームノートは2020年度よりHD採用を始めています。
そこには「人数が増えればその数だけ知性が増える。その知性の量でじっくりと勝負をする。挑戦する。」
という想いが込められています。
ファームノートが求めているのは、新しい未来に進むため“be connected”してくれる仲間。
ゴリゴリの能力人ではない、ファームノートが目指す社会に共感し、ともにファームノートチームの一員になってくれる人だと感じました。
株式会社ファームノート