この記事を書いた人 / 西田 健
大学・学部 /日本大学 法学部新聞学科 3年
キミトカチ大学図鑑とは
現役大学生による大学紹介。ホームページやパンフレットでは分からない大学での学びや生活など、リアルな大学生をなかなかイメージできない十勝のキミに完全個人視点で紹介します。
※記事内容はあくまでも個人の感想です。なにごとも十人十色、千差万別をお忘れなく!
自己紹介
埼玉県出身の西田健です!高校までは野球をやっていました。
現在は地方活性化に関心があり、映画やドラマのロケ地から地域を盛り上げる「エンタメ×地域」事業に携わっています。ちなみに2020年の夏と秋には十勝で農業体験を行いました。
日本大学(新聞学科)とは
日本大学法学部で「好きを見つける」ことができます。
この学部は法学をベースに法律、政治経済、新聞、経営法、公共政策の5つの学科から構成されています。そのため授業は
- 法律に関する授業
- 在籍する学科の授業
- 他学科の分野の授業
を履修することができます。
僕もジャーナリズムやメディア系に関する新聞学科の授業だけでなく、憲法や民法のような法律系の授業や経済学や公共政策論といった他学科の授業を履修していました。
この仕組みがあることで、1つにとらわれすぎずに様々な学問の中から自分の好きを深めていくことができます。僕の場合は「エンタメ×地域」のように新聞学科と公共政策学科の要素が含まれた学問に関心をもって勉強しています!
日本大学(新聞学科)にマッチする人は
まだ将来が見えていないキミにおすすめ
多様で幅のある授業を受けることができる日本大学法学部の特徴を存分に活用し、様々な授業を受けていくなかで自分なりの学問を見つけていってほしいです!
また、新聞学科は新聞記者を育成するためだけの学科ではありません。
新聞・テレビ・ラジオ・出版などメディアに幅広く関心がある学生が多いので、同じ夢をもつ仲間に出会うことができます!こんなキッカケで入りました!
昔からテレビやラジオといったメディア全般が好きで、それらに携わる職業を希望していました。
大学受験の際も大学名ではなく、立教大学社会学部メディア学科や武蔵大学社会学部メディア学科などメディアについて研究をしている学部学科をメインに受験していました。
新聞学科の友達も同じような学部学科を受けている場合が多く、メディアに関心のある高校生が上記のような大学を受けているように思われます。
大学受験の合否の関係で日本大学法学部新聞学科に進学しました
日本大学(新聞学科)での学びはココが面白い
メディアを理論とリアルで学ぶ
僕が在籍している「新聞学科」という聞き馴染みのない学科は、新聞をはじめテレビやラジオ、出版などのマス・メディア、ジャーナリズムに関する歴史や変遷、それらが世の中にもたらしてきた効果などについて勉強しています。
メディアに関する基礎知識をただ学ぶだけではなく、例えば第2次世界大戦中のナチスのプロパガンダや湾岸戦争でのアメリカのPR操作など、メディアが人々にもたらした恐ろしい側面も勉強することで、メディアリテラシーを高め、新聞学科の学生が目指すことの多い新聞社や放送局などのマスコミ業界に必要な知識を培っています。ちなみに新聞記事を書くような授業はありません。
また、かつて放送局で働いていた教授や、新聞社やラジオ局、テレビの制作会社で働いている方がゲストとして授業に登壇してくださることもあり、授業では放送業界の第一線で働いていた方の生の声を聴くことができます。
ココはあまり期待しないでね・・・
日本大学は規模が大きく学部ごとにキャンパスが違うので、他学部の人との交流はなかなかありません。法学部は水道橋のオフィス街に立地しているので、「芝生に寝転がって友達と話す!」みたいな夢のキャンパスライフはありません。。。
そして、高校生の私はメディアの中でもエンタメ系の分野に興味があり、エンタメ系について学びたいと思っていました。しかし、授業内容はジャーナリズム系やコミュニケーション論の授業が多く、本音を言うと興味のない授業も多いです。
しっかりと学科の授業内容も調べておくべきだったなと今では思っています。ただ、アルバイトやインターンシップでもエンタメ業界にかかわることができるので、僕と同じような志をもっている方がいれば、必ずしも大学の授業内容に固執することはないと思います。実際に私は出版社と地元のラジオ局でアルバイトをしています。
「西田 健」の学生生活
ゼミってどんな感じ?
僕は地方創生事業に興味があったので都市政策のゼミに入室しました。
興味のある自治体の政策をネットや自治体職員の方に直接連絡を取って情報を集めて発表を行う政策研究(僕は京都市のオーバーツーリズム問題について研究しました)や、京都府京田辺市や埼玉県さいたま市が主催する政策提言フォーラムに参加し、自治体の問題点を踏まえた政策提言をゼミ生同士で考え発表するような活動をしています。
自治体の政策について研究するゼミのため公務員志望の学生も多いですが、僕は自治体が映画やドラマなどのロケ地を通してまちを盛り上げていく、新たな観光“ロケツーリズム”について研究しています。他のゼミ生も「シビックプライド」や「防犯まちづくり」、「ITによるまちづくり」など研究内容は多様で、都市政策の枠組の中で自由に研究ができるので、自分の興味を深めることができます。
京都市のオーバーツーリズム問題に関する研究
お昼は?
多くの学生が本館地下一階にある食堂は利用しています。
カレーやラーメン、日替わり定食などメニューは様々ですが、僕は温泉卵ののった唐揚げ丼をよく食べています。絶対にカロリーが高いと分かっていながらついつい食べてしまいます(笑)
大学近くはオフィス街でもあることから、おいしいお食事処が多くあります。
大学(新聞学科)トピックス
学生数が日本一なので、、、
学生数が日本一の日本大学は16の学部から構成されています。しかし、全ての学部が違うキャンパスのため、他学部での交流は非常に少なく、「同じ大学」感は少ないです。実際、他学部の友達は本当に少ないです。。。
キャンパスが都心
法学部は水道橋にキャンパスがあるので東京ドームがすぐ近くにあります。授業終わりに友達とプロ野球観戦やアーティストのライブを見に行くこともあります。
また「本のまち」として知られる神保町が近いです。約180店もの古本屋がある神保町は、歩道に本の山積みがはみ出るほど、まち全体に本があふれています。古典書・文学書・洋書などの専門的で歴史ある書物だけでなく、漫画・映画パンフレット・アイドル雑誌などのマニアックでここでしか手に入らないような本を専門とする書店もあり、神保町は日本の出版物が全て揃っているともいわれています。
僕も週に1回程度、授業の空き時間を利用して足を運びますが、マニアックな趣味はないので古本屋には行かず、神保町にある総合書店でビジネス本や漫画を購入しています。
水道橋キャンパスは都心で立地が良いので、大学以外でも充実した学生生活を送ることができます。
大学公式ホームページ:日本大学法学部