この記事を書いた人 / 米山 慶太 大学・学部 / iU 4年 自己紹介 初めまして。「全員起業!」がコンセプトの大学iU3年、米山慶太です。普段は大学に行きながら会社の運営なども行っています。 十勝には2022年の冬に初めて行き十勝の魅力に心打たれ、夏にもまた行く予定です! こんな時に読みました この本と出会ったのは3年の冬くらいでした。私の読書のやり方は少し変わっていて「積読」という方法で読書を行います。 簡単にいうと、とりあえず気になった本を片っ端から買って家の本棚に積んでおき、気になった時に読む。という読書のやり方です。例えば「思考法」について深く知りたくなった時には、本棚にから「思考」に関する本をピックアップしていろんな本を比べながら読みます。 448center 今回紹介する「具体⇄抽象トレーニング」は「思考法・考え方」について調べていた時に見つけた一冊です。 私は会社を運営する上で「手を動かす」仕事も行いますが、 ・会社が成し遂げたいことはなんなのか ・どんな人たちの何を解決したいのか など手を動かす仕事以外の「考える」仕事も行います。 日々考えている中で考えがぐちゃぐちゃになって整理ができなくなった時に「思考法・考え方」について調べました。 結果、物事の整理のやり方以外にも、コニュニケーションなどにおいても重要な知識だったので、多くの人におすすめ出来る一冊となっています。 必読ポイント こんな人におすすめ! 「具体⇄抽象トレーニング」は、前半では具体と抽象とは何か”概念的”な話を、後半ではどのように具体と抽象の考え方を”使うのか”が書かれています。 本全体で29問の問いと解説が書いてあるので、実際に理解しながら具体と抽象という考え方を理解することができます。ただ単に考え方が書いてあるわけではなく、問題を通して理解出来るので、ビジネス書を読むのが苦手な人にもおすすめできる一冊です。 449center 具体と抽象とは 「具体と抽象」は、物事やアイデアを理解し、表現するための考え方です。具体的なものは、五感で感じられるような直接的で詳細なものです。一方、抽象的なものは、一般的な概念やアイデアで、具体的なものから共通点を見つけ出し、一歩離れた視点で捉えるものです。具体と抽象をバランスよく使い分けることで、物事の本質を捉え、より深い理解を得ることができます。 コニュニケーションと説明 高校を卒業すると、多くの人とコミュニケーションをとる機会が増えると思います。出身も違えば年も違い、自分が思っている「普通」が通じない時もあります。 そんなときに、コミュニケーションの中で、「具体と抽象」の考え方は非常に役に立ちます。説明が上手な人は、例え話が上手で、具体と抽象の関係を理解しています。例え話を使うことで、相手が具体的なイメージを想像しやすくなり、抽象的な概念を上手に伝えることができます! 例えば、金融の専門家が複利について説明する際に、「複利は雪だるま効果のようなものだ」と言うと、聞き手は雪だるまが大きくなる様子をイメージし、複利がどのように働いているかを理解しやすくなります。 このように、相手の理解を助け、円滑なコミュニケーションを実現するために役立ちます。 最後に 今、いろんなこと・モノが多種多様になり、スマホを開けば答えがわかる。 山のような選択肢があり、自分にあったモノを見つけることができる時代です。 どんな大学に行こうか、どんな仕事をしようか、将来どんな選択をしようか、 「選択」するときには必ず思考すると思います。 そして柔軟な思考ができると、世界はずっと広がり、人生は本当に楽しくなります。 是非、皆さんの「選択」する際の思考の助けになれればいいなと思っています。