この記事を書いた人/ 櫻井 上総
大学・学部 / 同志社大学 法学部政治学科 東南アジア地域研究 4年
自己紹介
「仕事したくない」から、「仕事したい」って思えるように。色んな人の人生(価値観)に触れてみたくて、日本や世界を旅したり、教育系のキャンプを実施したり、京都で学生生活を謳歌しています。
「とかちゼミ in ZOOM」レポート
第1回から3ヶ月後の5月22日。
第2回とかちゼミを開講しました。本来であれば対面を予定していましたが、昨今の状況を鑑みた結果、オンラインで実施しました。
今回は立命館大学、神戸大学、近畿大学、龍谷大学、同志社大学、京都大学、の関西勢をメインに、東京は成蹊大学、東北・北海道からは弘前大学、小樽商科大学と、総勢19人の大学生が十勝の企業人のお話を伺いました。
そもそも「とかちゼミ」って何?と思われた方は、前回の概要記事をご参考に。今回の記事は、以下の3章立てで構成します。
① 企業さん(社会人)のお話
② ゲストのお話から高校生に活かせる事
③ まとめ
十勝の企業人(社会人)のお話
今回の企業人は (株)山本忠信商店の池内さん、 菱中産業 (株)の佐藤さん、 株式会社 満寿屋商店の天方さんと木村さんの4名です。
まずは4名による全体トーク、その後、各グループに分かれてのテーマトークという形で、お話を伺いました。
私は、池内さんグループでしたので、そこでのお話を中心にまとめていきます。
全体トークでは、新型コロナウイルス感染拡大による影響を各社ごとに伺いました。
売り上げへの影響が大きい所もあれば、小さい所もあるなど様々でしたが、その中で共有していた事は、変化に対して頭を悩ませ、会社が存続する意味であるビジョンを元に、試行錯誤している、という企業の方々の仕事や変化する世の中に対するスタンスが垣間見えました。
イベント後、参加者から
「コロナ後も変わらない、お金の仕組み、人との繋がりといった価値観には納得した。」
「社会人の方々から、価値観や軸と言った言葉がしきりに出てきた事が印象的だった。」
などの感想が多く寄せられました。
その後グループに分かれ、参加者からの質問を中心にトークしました。
私のグループでは、池内さんが自身のキャリアについてお話していました。中でも一番印象的だった事は
「ファーストキャリアでは、5年間働ける場所を選ぶ」
という言葉でした。
大学生の悩みとしてのトークテーマでしたが、高校生の悩みにも通ずる所があるなと、話を聞いていて思いました。
大学生も自分の就職先を決めるのに悩んでいます。
高校生だって自分の進学先を決めるのに悩みますよね。
大学生の悩みを通して考える、高校生の大学選び
先程の池内さんのお話は、5年間働いてみないと自分の興味は見えてこない、という理由からでした。実際に働いた事もないのに、自分がやりたい仕事を選べる訳ないですよね。
これを高校生に当てはめてみると、実際に大学で学んだ事もないのに、自分が興味ある学部を選べる可能性は低いという事だと僕は思います。ではどうすれば良いのかというと……
自分の興味が変わる前提で大学を選ぶ事です。
僕個人の意見としては、直感で興味がある所で良いのではないかな?と思います。
僕も高校生の時、進学先について迷っていましたが、大学の講義をYoutubeでたまたま目にして、「面白そう!」と興味を持てた事が決め手でした。現時点ではそこまで興味がなくても、「何で?」「面白い!」と自分が思った事に関して自分で調べてみる。または、その学部で学んでいる先輩に話を聞いてみる事が、大学選びの第一歩かもしれません。
僕自身は、フィリピンへの短期留学から、政治に興味を持ちましたが、今では建築やデザインなど、人々の感情の創出に興味があります。
こんな感じで、興味はコロコロ変わるものなのです。そういう点では、文理含めて幅広い学問を扱っている総合大学だと、興味が変わってもそれに関連する講義が受けられる可能性が高いと言えます。
僕の通っている同志社大学もその類にもれず、幅広い講義があります。なので、上記の観点や、京都に関心がある人にはオススメの大学です。そこで僕は今期、「京都の茶室文化から模索する現代の心地良い暮らし方」というテーマを自分で掲げて講義を受けています(笑)
大学生の悩みを通して考える、高校生の大学選び
「とかちゼミ in ZOOM」でのゲストのお話、大学生の悩みを通して高校生の大学選びを考える、を今回書きました。
これを読んでいる高校生の皆さん。
自分の悩みを解決するヒントが得られたり、何か新しく行動を起こしてみたくなりましたか??
興味ある方は、気軽にとかちゼミで連絡頂ければ、いつでも歓迎しますよ!
大学生の知り合いなんていないよ。。。と思ったそこのあなた!
大丈夫です。
とかちゼミにいる大学生に存分に頼ってください。
とかちゼミで、道外の様々な大学生と関われるかもしれない!とワクワクしている人もいるかもしれませんね。
もしそんな人が一人でも多く生まれたら僕としてはすごく嬉しいです。
僕と直接話がしたかったり、記事を読んでの疑問・質問など、いつでも大歓迎です。
最後になりますが、ここまで読んで頂きありがとうございました。