今年の1月に首都圏(横浜市)で北海道への移住・定住をPRするイベント「本気の移住実現プロジェクト」が行われました。 そこで募集した北海道・十勝を体験してもらおうという企画に集まった多数の応募者の中から今回、東京農業大学の森田さんと桃井さんが十勝の企業を訪問した模様をレポートします。
十勝は2回目という森田さん(写真左)と、初来勝の桃井さん。
農学科3年(※取材時)に在籍するおふたりは、大学で主に植物生産について勉強中! ただ「急に酪農に興味を高まって」という森田さんは、十勝で酪農事業への就職を目指していて「冬の十勝を体験しておきたかった」と意気込みます。 桃井さんも「農家さんとよりじっくり話ができるお仕事がしたい」、「生産物の価値化がしっかりできるように」と頼もしい目標をお持ちです!
森田さん
桃井さん
農業に携わる企業訪問では「丸勝」、「帯広畜産センター」、「ASIRI」にお邪魔しました! 農業関連の「仕事」に対する生の声に加え、北海道・十勝で生活するうえでの詳しい実情を教えてもらいます。 森田さん、桃井さんからも「独立して新規就農された方はいますか?」など将来を見据えた質問が飛び出し、とても有意義な企業訪問になりました。
実際に「十勝で生きる」ことを意識したとき不安に感じるのは「給与面や安心して生活できるか」という桃井さん。 「都会に比べて十勝は遊ぶところが少なくないか」との質問に「インドアなので、スマホがあれば都会と変わらない」と気にならないそう。 すでに移住を目指している森田さんは「農業の事業規模などしっかり数字が出ていた」と、北海道で十勝を選んだ理由を語ります。
森田さん
桃井さん
都会にない優れた環境でストレスがないのがとても魅力と、十勝の印象を語るおふたり。 就職希望者への“わかりやすい支援”が検討時の説得力になるそうです。 また他にも今回のような体験の機会をどんどん増やすことが、移住・定住希望者増加に繋がると教えていただきました。