何をやってる会社ですか

私たちは、発達に障がいがある方の支援をしています。具体的には、未就学児を対象とした『児童発達支援』、特性のある小中高生を対象に『放課後等デイサービス』、18歳～65歳未満の『就労移行支援事業所』を運営しています。

誰もが個性を持つように、発達に障がいがあることも個性のひとつに過ぎません。利用者さんたちが将来「働くこと」や「就労を継続すること」を実現するため、社員が実践型、体験型のカリキュラムを作り、将来仕事をしたり自立した暮らしを送る時に必要となる知識やマナーを伝えています。

代表的なものは、パソコン検定や、マイクロソフト社公式のMOS検定への挑戦です。
職員たちが考案して実施するイベントは年間200以上！ブレストをすると次々とワクワクしたアイディアが出てくる、そうした社員が集まっています。

就労移行支援では毎週木曜日MOSの資格取得に向けて取り組んでいます！職員も一緒に参加し資格取得者多数！

それをやっている理由は何ですか

当社は2015年の創業当時から、「十勝で特性のある人たちが就労を継続する」をテーマに据えて一貫した活動を行っています。

障がいがある方がきちんと社会に出て、働ける世を作りたい。そう思い、事業をしています。

そこで、就労移行支援事業所として、18歳～65歳を対象に、働きたいのに就職に不安を持っている方に対する就職サポートを開始。社会人で必要とされるコミュニケーション・ビジネスマナーや、PCの資格取得を目指した勉強などを行う専門学校のような場所を運営しています。

利用者さんへのサービスに加えて、企業側の理解も重要です。
企業側は、福祉の専門家ではありませんから、特性のある人がどんな事ができて、何が苦手なのか。どうやってコミュニケーションを取れば良いのかなど、相手を「知らない」からこそ感じる不安が先行し、採用に躊躇しています。採用したとしても企業側が配慮をしすぎて、適切な仕事を任せられない。そんな事例もあると聞きます。

そこで、企業を訪問し、ヒアリングや営業も行っています。個々の特性に合った就業の可能性を探り、マッチングを行う活動を行っているのです。そこまでしないと、「就労をすること」まで繋がらないと考えるためです。

こういった活動を続けるうちに、小学生の子どもを持つお母さんたちからも将来の不安に関する相談を受けるようになりました。低年齢から配慮のある教育を受けたいというニーズをいただき、対象年齢を広げ、現在では幼児から小中高校生の年齢に応じたクラスも開設しています。子どもたちの将来の可能性を広げる一助を担えるよう活動しています。

これからやることを教えてください

やりたいことはたくさんありますが、我々が一方的に教えるのではなく、利用者さんと一緒に「望まれることをカタチにしたい」と考えています。
我々のサービスは裁量や自由度が高いです。今後も、利用者の皆さんが「社会で働くため」、「楽しく生活していけるため」の力を身に付けるサービスを作っていきたいと考えています。この軸は決して変えずに取り組んでいきます。

こんな人と働きたい

●子どもたちに寄り添える人

資格をお持ちの方はもちろん歓迎いたしますが、それ以上に子どもたちと一緒に学んで一緒に成長することに前向きな方や、健全な価値観や協調性を持って子どもたちと向き合える人間性を重視しています。
当社の特徴として、ほとんどが中途採用の転職組です。保育士、教員、作業療法士、看護師などの国家資格を持っている職員のほか、SE歴20年の方や、大手企業で管理職をされていた方も。年代は若手が多いですが、20代～60代までとバラバラです。色んな経験を積んできた方が集まるからこそ、業界の常識に捉われないサービスを提供できていると思っています。

研修が充実しているのも、当社の特徴です。定期的に学ぶ機会があるため、現場での経験だけではなく、座学で専門知識を学ぶことも可能。未経験者も2年以上の経験で資格取得に挑戦できます。

離職率は低く、つい先日まで離職率ゼロを継続していました。こどもたちのためであれば、どんな意見も受け入れ、社員が切磋琢磨をしている証だと思っています。

ビジョン・・・面白可笑しくやってみよう
私たちの仕事に正解はありません。子どもたちに寄り添うことだけは忘れずに、もしも挑戦してうまく行かなかったり、壁にぶつかっても、一緒に笑い飛ばして次の一歩を踏み出すことで、感動や成長につなげようという意味が込められています。