何をやってる会社ですか

現在、十勝管内には自治体が経営するワイナリーとして歴史のある十勝ワインを筆頭に5つのワイナリーがあります。十勝ぶどう園株式会社の「十勝が丘ワイナリー」は、その中でも最も新しく、2025年4月に醸造免許の交付を受け、音更町初のワイナリーとして営業を開始しました。自社ブランドワイン「オトプケ浪漫」を販売しています。

当社は2019年よりワイン用のブドウ「山幸」「清舞」の栽培をスタートさせ、2022年より3年間は管内の他ワイナリーにてワインを醸造及び瓶詰めし、2025年秋の収穫分から自社ワイナリーでの醸造を開始しています。圃場とワイナリーは有機農産物生産施設として認証を受けており、生産から醸造まで一貫した十勝初のオーガニックワインをお届けしています。

それをやっている理由は何ですか

代表の中村は、地元の信用金庫の役員まで勤め上げたのちに、一念発起して音更町唯一のブドウ専業農家に転身しました。信金勤務時代には「とかち酒文化再現プロジェクト」の一員として、日本酒「十勝晴れ」の発表や安定供給に携わり、十勝川温泉地域での米作りにも関わってきました。その活動でお世話になった農家の土地有効活用と生まれ育った地域への恩返しとしてセカンドキャリアに選んだのがブドウ栽培とワイン造りです。圃場とワイナリーは見晴らしの良い景勝地にあり、「地域の新しい魅力創出のお手伝いがしたい」という想いを込めています。

これからやることを教えてください

2025年4月に完成したばかりの十勝が丘ワイナリーは、花時計で知られる十勝が丘公園と、日高山脈と眼下に広がる十勝平野が素晴らしい十勝が丘展望台に隣接し、十勝川温泉や道立公園十勝エコロジーパークなど観光地として知られる地域にあります。また、同じ敷地内には、日本で最初のGI（地理的表示保護）チーズを製造する十勝プライド（十勝品質事業協同組合）の「十勝ラクレットモールウォッシュ」共同熟成庫があります。そのため、ワイナリー内のショップではワインとチーズの試飲試食ができ、十勝管内の他ワイナリーの商品も取り扱っています。
ブドウ栽培やワイン造りの発信に加え、地場産品の共有や観光への寄与も視野に入れ施設の充実を図ります。

こんな人と働きたい

現在、ショップ担当スタッフを募集しています。
十勝川温泉を利用する韓国や台湾からのインバウンド観光客の来訪が多く、ワインに関する知識の習得のほか、語学勉強にも最適な環境です。ショップは醸造所を併設しており、瓶詰めやラベル貼り、箱詰め、試験の補助など醸造に関する軽作業の補助もお手伝いいただきます。

勤務時間は8時から17時まで、火・水曜休み。正社員を募集していますが、短時間パートも相談に応じます。

ワインや食、観光に興味ある人、ワイン醸造に興味がある人など、関心のある方はお気軽にお問い合わせください。