何をやってる会社ですか

平成5年の開院以来、積極的に地域に関わり予防医療の大切さを伝え続けると同時に、検診に力を入れています。
たくさんの人たちに検診を受けてもらえるよう、負担を軽減して検診を受けられる体制【十勝モデル】を確立しました。一般的には10万円以上かかる脳ドックを60歳未満は25,300円で実施し、PET-CTを用いたがんドックは73,700円と全国一レベルの低価格で提供しています。
また、認知症の早期発見につなげる「MEG」、世界に先駆けた新しいがんスクリーニング検査「miSignal(R)マイシグナル」など、予防と早期発見の分野で新しい医療に挑戦を続けています。

さらに、医療・介護・福祉の拠点として「北斗福祉村」を整備。帯広市郊外の12,000坪の敷地に、リハビリ施設や介護老人施設、サービス付き高齢者向け住宅などを運営しています。

それをやっている理由は何ですか

開院当初から予防医療に重きを置き、病気を早期発見することで、地域の皆さんに元気に健康でいてもらいたいという思いを持ち続けています。

開院当時の診療科目は脳神経外科のみでしたので、「十勝から脳卒中などの不幸な事例を1つでもなくしたい」との思いで、脳卒中についてのリスクや検診がなぜ必要なのか知ってもらうための講話を、医師が診療時間外に出向き頻繁に行いました。最初は2～3名に向けて行っていた講話が、次第に100名、500名、1,000名規模の講演会に拡大し、それにつれて地域の皆さんの予防医療への理解が高まってきたことを実感しています。
現在は19の診療科目と18の専門外来を有しているため、さまざまなテーマで予防医療について情報発信を行っています。

検診では、特に脳と心臓とがんについて強みを持ち、脳ドックやPET－CTを用いたがんドック、心臓ドックを次々と導入。誰でも検診を受けられるようにするために、他地域では実現できない低価格で提供しています。同時に、自治体や団体への啓発活動を通じて、検診の普及に取り組み、現在十勝のほとんどの自治体と連携協定を結び、補助制度を活用することでさらに負担を軽減して検診を受けられる体制【十勝モデル】を整えました。
検診を行えば一定の割合でリスクが見つかるため、患者さんに対して適切な治療を提案しながら継続したフォローを行います。そのため、検診数が増えれば患者数も増えるというビジネスモデルを成立させ、検診費用が低価格でも売上は右肩上がりで安定しています。もちろん検診を受けることで病気の早期発見につながれば、患者さんにとっては、身体的にも金銭的にもメリットになります。

認知症の早期発見につなげる「MEG」は、主に研究を目的とした機器であるため、民間の医療機関が導入している事例は全国でもわずかしかありません。しかしながら私たちは、さらなる高齢化社会における課題を見据えて、認知症の早期診断に向けた体制を整えていきます。

病気の予防から治療、発症後・術後の機能回復、福祉施設までが一体となり、一人ひとりのニーズに寄り添ったサービスを提供しています。

これからやることを教えてください

開院当時から、予防医療や治療だけではなくリハビリや介護、福祉の分野への進出を思い描き、それらを30年の間に一つひとつ実現させてきました。今後も社会の変化と共に、医療業界も大きな変化があり、病院が地域から求められる役割も変わるかもしれません。引き続き時代の変化に柔軟に対応しながら、医療・介護・福祉のサービスを提供していきます。

こんな人と働きたい

看護師、理学療法士、作業療法士などの資格をお持ちの方
マネジメント、企画、IT関係の経験をお持ちの方

事務職は受付や事務の仕事だけではなく、当院の戦略を支えるマネジメントや企画の分野での活躍の場も広がっています。先駆的な挑戦を続ける当院の取り組みに興味を持たれた方は、「気になる」「話を聞きたい（面接希望）」ボタンを押してくださいね。